FXでは差額を利益にする方法のほかに、金利差で利益を得る方法があります。
そのことを「スワップポイント」と言います。
利息のようなものです。
「金利の高い通貨を買い金利の安い通貨で売るとその金利差のスワップポイント」をもらえるわけです。
みなさんは「金利が安い通貨」は、何かご存じですか?
そう円です。
私たちのお金は、金利がものすごく安いです。
逆に金利が高い通貨は、何かご存じですか?
いろいろあるのですが、ここはわかりやすく「豪ドル」つまり「オーストラリアドル」で説明します。
また「オージードル」とも言います。
このスワップポイントも業者ごと違うのでここは、
わかりやすくするために以下で説明します。
・日本円を0.1%
・豪ドルを4.1%
まずこの場合ですと”豪ドル/円の通貨ペア”になります。
「金利の高い豪ドルを買い金利の安い円で売る」のです。
計算方法はこのようになります。
4.1-0.1=4.0
つまり”4.0%”のスワップポイントが付きます。
この場合、豪ドルを一万通貨買って1年保有すれば”年間4.0%”になります。
では、豪ドルが”90円”で計算してみます。
計算式は以下のようになります。
為替レート×通貨数×金利差=年間のスワップポイントになります。
90×10000×0.04=36000
もちろん金利は、定期的に変わったりしますし、レートも日々変わりますので、
正確にはこのようになりませんが、計算式的にはこのようになります。
そして、年間のスワップ÷365=1日あたりのスワップポイントになります。
計算式は”36000÷365=98.6”
このようになります。
「1日に98.6円増える」ことになります。
ここで勘違いしないでいただきたいのが、決済して初めて自分の口座に増えます。
そのことを忘れずに覚えていてださい。
もう一つ気にしていたさきたいのが、
実際は「普通にトレードしている」ということです。
もちろん価格が上がって決算すればその差額が利益になりますし、
価格が下がればその差額が損失になります。
一万通貨で1年保有し36000円のスワップがついたとしても、
1年後価格が5円下がっていれば当然”赤字”になりますので注意してください。
ですから自分としては、あまり少額でスタートする人にはおすすめしません。
あくまでもおまけ程度に考えていただきたいです。
お金がたくさんあり「50円下がってもぜんぜん構わない」
このような方は、別に構いません。
別にスワップ狙いが悪いわけでもないのです。
100万通貨なら1日のスワップが”9860円”にもなりますから、
ものは考えようだと思います。
そして、1日あたりのスワップポイントならば、業者が発表していますので、
口座開設した際には、気にしてみてください。
そしてもちろん、ショートしたときは、金利を払わなければなりません、
ショートするときの金利は、ロングする際より同じ業者ならば高いので注意が必要です。
「スワップが付かない業者でショートし、スワップが付く業者でロングして無料でスワップを手に入れよう」
このように思いつく方もいるかと思いますが、
スワップが付かない業者は、国内にはないですし、
海外の業者は、あやしいのでやめておいてください。
倒産のリスクなどいろいろあります。
ならば「国内のスワップが低い業者と高い業者でやればいい」
このように思う方もいらっしゃると思いますが、
確かに、理論上可能です。
しかし、初心者が手を出すには実際ハードルが高いのでやめておいてください。
そんなことする暇があったらちゃんとした勉強とトレードをしましょう。
ちなみに取引のことを「トレード」と言います。
これは、多くの人が聞いたことあると思います。
そしてロングとショートを両方持つことを「両建て」と言います。
確かに負けているときに「決算しなくていい」と思い、
最初のころは、やってしまいがちですが、
利益を得ることは難しいですし、もちろんリスクはあります。
そして、結局業者に多く手数料を払うだけですので、
初心者の方もしくは、勝ててない方は絶対やめてください。
本当にお願いします。
また通貨を買ったり売ったりして決算しないで保有している状態を、
建玉(たてぎょく)もしくは「ポジション」といいます。
自分は、最初「けんだま」と読んでいましたw
決して「けんだま」では、ないですから覚えておいてください。
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