確率思考への転換−FXトレーダーが教える確率思考

天気予報が当たる確率から降水確率を適切に読み取る

 

ニュースをあまり見ない人であっても天気予報だけは気にする人もいるのではないでしょうか。天気予報の的中率は82%です。5回に1回は外れる計算になります。

 

また、天気予報は必ず当たりません。天気予報がハズレて困る人もいると思いますが、あくまでも天気予報は予報ですので確実には当たらないのです。

 

確かに、科学の進化によって天気予報の的中率は20年前よりも制度は上がっています。どのくらい上がっているのかと言いますと、的中率は5%上がっています。これからさらに科学の進化が進めばさらに的中率は上がるかもしれません。

 

そうなれば天気予報をさらに信頼できますし、さらに便利になるでしょう。その降水確率ですが、いくら降水確率が0%だからと言っても雨が必ず降らないと言うわけではありません。

 

それは、天気予報の的中率が82%の確率で当たると言うことではなく、降水確率のルールによるものです。

 

 降水確率を決める方法
簡単に言ってしまえば、降水確率とは同気象条件での過去の雨の実績になります。過去に、同じ気象条件のときに何%雨が降った実績があるから、今後も何%の降水が予想されると言うものなのです。

 

例えば、東京で降水確率が50%と言われたのならば、東京地方のどこかで1ミリ以上の雨が降ると100回同じ予報が出されたときに50回は雨が降っていると言う意味になるのです。

 

よく勘違いしてしまう方が多いのが、降水確率が高いと大雨が降ると思ってしまったり、東京の地域の50%が雨が降ると思ってしまったりすることです。

 

降水確率の高さと雨の量は関係なく、1ミリ以上の雨が降ることを前提としています。ですから、降水確率が100%の場合では、100ミリなどの大雨が降らなくても1ミリ以上の雨が降ればその予報は当たっているのです。

 

そして、降っている時間の長さやその範囲や雨の強さなどには一切関係がなく、ただ単にその地域で雨が降るか降らないかだけの予報なのです。

 

 雨が降る事だけを予報する
例えば、降水確率が100%ならば、予報地区内で過去に同じような気象条件になったときに、100回予報が出された場合に、100回雨が降ったと言うことになります。

 

逆に降水確率が0%ならば、過去に同じような気象条件で100回予報が出された場合に、0回雨が降ったと言うことになります。

 

天気予報には時間で区切られている場合が存在しますが、そのような場合はその時間内に雨が少しでも降ればその天気予報は当たっていると言うことになります。

 

例えば、6時間予報の際に、降水確率が100%と発表されたのならば、その1時間だけ予想区域内の観測点のうち1箇所でも1ミリ以上の雨が観測されたのであれば、その天気予報は当たっているということになります。

 

詳しく説明しますと、同じ予報地域だとしても、現在あなたがいる場所で雨が降らなくても5キロ離れた場所で降水が観測されたのであれば、同じ予報区域内で雨が観測されたと判断されるのです。

 

ですから、自分の住んでいる所が雨が降らなかったから予報が外れたと言うことも他の観測点で降っている可能性がありますので、一概には外れたと言えないのです。

 

  傘を持ち歩く降水確率とは
天気予報を参考に傘を持っていくのかを決めると思いますが、どのくらいの確率ならば傘を持って行ったほうがいいのでしょうか。

 

天気予報の降水確率には、50%を超えると表現の方法が少し変化します。

 

それは、「所により」と言う言葉が付くかどうかになります。降水確率が40%以下の場合はこの所によりと言う言葉が付くのですが、降水確率が50%を超えますとこの所と言う言葉が付きません。

 

所により雨が降ると言うことは、簡単に説明してしまえば「雨が降る所がある」と言うことになります。

 

所と言う言葉が先に来ますので、いまいちわかりにくい表現になってしまっていますが、雨が降る所があると言う風に後ろに所をつける表現でも間違ってはいません。

 

ですから、降水確率が50%になりますと、この所によりと言う言葉がなくなりますので、できれば傘を持ち歩いていただければ、雨の心配をしなくてもいいと言うことになります。


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