みなさんは、FXを行っているときに、
「なぜ価格が変わるのか?」
このようなことを疑問に思うことはありませんでしょうか?
なぜ「価格が変動するのか」と言いますと、
需要と供給です。
このことを変動相場制、またはフロート制と呼びます。
これは、FXに限らず私たちの身の回りのことにもいえるのですが、
よく売れるものは、”高く”、売れないものは、”安く”なるということです。
よくニュースでNHKでは、為替レートを報道しています。
このようなことからも少なからず情報は、目にしているかと思われます。
では、”円安”と”円高”について簡単に説明します。
最も身近なドルと円で例えてみます。
このように「円で比較する通貨をクロス円」と言います。
まず1ドル100円だとします。
この場合は、アメリカの通貨1ドルに対して日本円が、いくらかを表しています。
これが1ドル80円になったとします。
先ほどの100円より価格が20円下がったことになります。
ここで勘違いしないでいただきたいのが、
「20円下がったのだから円安になった」
このように思われる方もいらっしゃるかと思いますが、その”逆”です。
1ドルの価値が日本円で80円になったということは、円高なのです。
円が買われ、円の需要が大きくなり、
価格が高くなります。
ドルが売られドルの需要が下がり、価格が安くなったということです。
今度は、その逆を例えます。
1ドル120円になったとします。
その1ドル100円のときより価格が20円高くなりました。
この時点で、もうおわかりいただけているかと思いますが”円安”です。
ドルが買われ円が売られているということです。
私たちの身近なもので例えてみますと、
外国で買いものをするときは、円高の方がやすくお買いものができます。
逆に外国にものを売るときは、円安の方が高くものが売れます。
ですから、輸入は円高が良くて、輸出は、円安が良いということになります。
しかし、バランスが大事なので、急激な円高、円安は、あまり好ましくありません。
「いくらがちょうどいいのか?」
このように思う方もいますよね?
専門家の意見ですと”1ドル100”がちょうどいいらしいです。
「ずっと1ドル100円でいいじゃないか」
このように思う方もいます。
では、なぜ”相場変動制”なのかを説明します。
例えば、日本が輸出でもうけたとしましょう、
ですがそこで手に入れたドルは、日本では使えません。
そこでドルを売って円を買い戻します。
そうすると先ほど述べたように、円高になってしまいます。
だからといって”固定相場制”にしてしまいますと、
本来なら120円でも売れるものが100円になってしまうので
利益が減ってしまいます。
そしてヘッジファンドなどの機関投資家や
富裕層がお金をあつめて運用する集団やトレーダーが、
過大評価されているドルを空売りしたとします。
そうするとドルの価値は、さらに下がります。
そこで下がったところを買い戻せば利益が出るので、
万が一失敗しても「ドルの金利が上がれば損をする可能性は低い」と思い、
世界中の人がドルを売ります。
そうなれば”変動相場制”にしなければならないのです。
こうした弱みに付け込む金持ち集団もいるので”変動金利制”でなければいけないのです。
今回は、ドルと円で例えたので実際はこのようになるとは、言いきれませんが、
実際過去にイギリスで起きたポンド危機やタイを中心にした東南アジア各国がこのような形で
金融危機になっています。
このようなことを防ぐために、短期資本の流入を防ごうとすれば、
金融市場は閉鎖的になり、自由な資本移動が妨げられるので、利益を得ることができなくなってしまいます。
ですから固定相場制、独立した金融政策、自由な資本移動、この3つの政策は、
同時に”2つ”しか実施できないのです。
そして、日本は固定相場制をやめたのです。
また、欧州連合またの名をEUは、各国の独立した金融政策をやめることで、
固定相場制と自由な資本移動を維持しています。
この通貨が、みなさんも知っていると思いますが、ユーロのことです。
通貨が”変動相場制”になったのにはこのようなわけがあるのです。
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